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+ オープン・ユア・アイズ +

オープン・ユア・アイズ

エドゥアルド・リノエガ
おすすめ度:★★★★★
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ただの夢落ちをここまですごいものにした才能に完敗
おすすめ度 ★★★★★

夢落ちという言葉が存在するように
実は夢だったという話しはもう使い古された古典的な手法であるし
しかも若手の弱冠25歳の監督(脚本・音楽とかかなり兼任してる)で低予算で登場人物もやたら少ない

しかし、これがとても面白いからビックリ
トムクルーズがリメイク権を獲得した理由がよく分かる

劇中幾度となく繰り返される「目を覚まして・・・」という言葉
そして複雑怪奇な夢落ちの反復
徐々に明確になってくる真実と虚構
いつしか見てる人間も現実と夢がわからなくなってきて
ここまで夢だと辻褄が合うとか
新しい事実が分かってあぁ違ったとか
とーっても頭を使って楽しめる映画でした

最後にちゃんと解答があるのも親切設定

ペネロペ・クルスの若く純粋な美しさもいいし
もう一人のヒロインの女性もデビットリンチ的な怪しい雰囲気発しててとてもいいです

サスペンス好きなら素人から玄人まで万人にオススメできる映画です



オープン・ユア・アイズの方が出来はいいけど、両方見たほうがいいですよ。
おすすめ度 ★★★★★

トム好きなため「バニラ・スカイ」の前に観ておこう、という軽い気持ちで観た映画なのですが…、いやいや、たいへんすばらしい映画でした。監督は弱冠20代半ばの若手ですが、その力量に感服しました。今でも私の好きな映画ベスト5には入りますね。

「バニラ…」と比較しても、ホラー・サスペンスとしてはこの作品のほうが断然上でしょう。ストーリーがダラダラせず(特に前半)、配役も、キャメロン・ディアスよりヌリア役の女性のほうが怖さをかき立てる感じでよいと思います。また、結末の部分の演出の美しさ(綺麗な空と白い衣装のペネロペ)、最後の最後のシーンの怖さ(「バニラ…」にはこの怖さを入れていない)、どれも「バニラ」よりもよくできていると思います。親友役、精神科医役も、こちらの作品の方が好きです。

「バニラ・スカイ」はNYの華やかで洗練されたイメージがよく出ていて、いかにもハリウッド映画らしい作品になっています。また、両作品に同じ配役・同じ名前でペネロペが出ているのはたいへん面白いです。ぜひぜひ見比べてみることをおすすめします。


文句なしの5つ星
おすすめ度 ★★★★★

他の方も書いていらっしゃいますが、私も『ヴァニ・スカイ』よりこちらのほうが断然いい作品だと思っています。先にこちらを観てしまっていたので、余計にそう思えるのかもしれませんが。ストーリーは、金持ちのイイ男でお金にもオンナにも、何不自由なく暮らしている男が、自動車事故がキッカケで人生が狂っていくというような話です。これだけだと”ありがち”なかんじですが、そこから二転三転していつの間にかすっかり映画の中に引き込まれ、「えっ!?」と予想もしなかった結末を向かえます。初めて観た時は、ストーリーの斬新さが衝撃的で、ずっと忘れられないぐらいです。こういう繊細な作品は、映画大国ハリウッドではなく、ヨーロッパのほうが一枚も二枚も上手だなぁと納得させられる作品です。



バニラ・スカイよりオープン・ユア・アイズの方がお勧め
おすすめ度 ★★★★★

非常に秀逸なストーリーで、サスペンス好きにはたまらない映画でしょう。
バニラ・スカイ、オープン・ユア・エイズの両方とも見ましたが、オープン・ユア・アイズの方が良かったです。その理由としては、
1.ストーリーがややこしいのですが、オープン・ユア・アイズの方がわかりやすい。

2.バニラ・スカイの方がお金はかかっていると思うが、派手すぎてオープン・ユア・アイズよりリアリティにかけるように思える。特にバニラ・スカイで無理心中を図る女性役にキャメロン・ディアスのような美女を配役するのはとても違和感がありました。オープン・ユア・アイズではそんなに美人でもない妖しい雰囲気の女性でぴったりの配役でした。


『バニラ・スカイ』より良い
おすすめ度 ★★★★☆

『バニラ・スカイ』の元になった作品で、こちらの方が、『バニラ・スカイ』よりすっきりしてわかりやすい。映画のタイトルからして「オープン・ユア・アイズ」の方が、内容を表すのにピッタリである。

ただ、既に『バニラ・スカイ』を観た人は、特定のキャストの大フアンというのでなければ、話の筋に大きな違いはないので、あえて見るほどのことは残念ながらない。この手の話は、最初からネタばれしていると面白さが半減してしまうので。


凄いの一言
おすすめ度 ★★★★★

とても面白いじゃないですか 。他の方がコメントされているとおり、
買って良かったと思います。


概要
『オープン・ユア・アイズ』(『Abre Los Ojos』)は、トム・クルーズ主演の『バニラ・スカイ』(2001年)を既に観ている人の多くにデジャ・ヴを感じさせる。実際のところこのハリウッドバージョンは、秀逸なスペイン語版オリジナル作品の、出来の悪いリメイクなのである。両作品のあらすじはほとんど同じであり、ペネロペ・クルスなどは両方で同じ役柄を演じているが、本作品の方がすべてにおいてヨーロッパ的な繊細さと知性を漂わせている。また、両作品を見比べてみると、危機的な運命に巻き込まれた都会的でハンサムなプレイボーイの演技にトム・クルーズが影響を受けていることは間違いなく、エドゥアルド・ノリエガ演じる主人公は、このハリウッドのスーパースターのお手本になっているものと思われる。
自動車事故の後に主人公の人生は完全に暗転し、人を殺してしまったことで悪夢さいなまれて現実と夢の境界も曖昧になり、周囲の人間の態度も一変する。クリストファー・プリーストの小説、特に『The Affirmation』や『魔法』のようにSF的色合いの強い作品であり、人格、記憶、アイデンティティの本質を描いている。アレハンドロ・アメナーバル監督(『アザーズ』ほか)の力強い脚本、音楽、指揮により、『オープン・ユア・アイズ』は精神錯乱的でエロティックだがスタイリッシュな要素を持ったスリラー作品に仕上がっており、回帰的なエンディングシーンによって独特の結末が用意されている。『メメント』に通じるような精神を刺激する映画であり、トム・クルーズ主演で似たタイトルを持つ『アイズ・ワイド・シャット』と混同することなど決してない。(Gary S Dalkin, Amazon.co.uk)

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