映画「ヤマトよ永遠に」の中盤から後半にあたる部分をゲーム化したものです。3部作ですがこの最終章からでも遊ぶことができます。宇宙戦艦ヤマトや仲間の戦艦等を操作して敵艦と主砲、ミサイル、波動砲で戦うシナリオとヤマト乗組員や地球防衛軍を操作して敵兵との銃撃戦のシナリオを交互にクリアしていくゲームです。一つのステージをクリアするごとに戦績によって増援として戦艦、巡洋艦、駆逐艦などからランダムで仲間になります。艦隊戦も銃撃戦も原作には無い話ばかりなので新鮮な気持ちでプレイできます。中盤に波動砲クラスの主砲を撃ってくる敵艦が登場します。このステージはかなりてこずりました。しかし、最後のステージがそれに比べてとてもつまらないものになっていました。私はコスモタイガー隊員の山本と椎名の物語が好きです。この話を見るために同じステージを何度もクリアしました。ある条件を満たすとエンディングでサーシャが生き残ります。原作とは違うことができるのがゲームのすばらしいところだと思います。 最後に古代守が怪我を負いますが治った顔を見てビックリしました。ハーロックになってます。
3部作で改善が全く見られなかったことが残念おすすめ度
★★★☆☆
長所:
1. 同じマップを何回でも挑戦可能。: 異なる艦隊編成・戦術を心行くまで楽しめるため、非常に良いシステムである。とはいえ、3部作通じて褒められる点はこれくらいのものであることも事実である。
2. 艦隊戦システムが多少改善。: 今まではただの攻撃してくる移動標的に過ぎなかったが、今回は敵の動きを読む必要があるなど、多少頭を使うことが求められた。難易度設定を設けることでより多くのユーザーに楽しめるのではないだろうか。
短所:
1. 白兵戦の操作性が悪い。: 操作性が悪いことは前作レビューでも主張したが、本作品ではそれに加えて「マップが恐ろしく長い」という新たな欠点が加わった。しかも長いだけで冗長な感が強い。
2. 音楽が貧弱。: 3部作共通の最大の欠点がこれ。ヤマトファンがこの程度の音源、BGMレベルで満足すると思っているあたり、BANDAIのユーザーに対する過小評価が見て取れる。
総評:
本作品の問題点は本作品のオリジナルストーリー展開や追加登場人物が気に入るかどうかの問題ではない(「原作とここが違う!」「こんなキャラは要らない!」というのは個人の主観でゲームそのものの問題点とは本質的に別次元の話である)。30年前の名作アニメのゲーム化という性質上、本シリーズはゲームに慣れていない世代が懐かしんでプレイすることを考慮に入れる必要がある。
彼らの多くが本作品での複雑な操作、一部の難易度の高いステージには相当苦労したことは想像に難くない。EASYモードを作ってやるとか、音楽を原作並み(流用のほうが遥かにましである)にするとか、ちょっとした配慮でもっとよい作品になっただけに残念である。次回作の開発に期待したい。
「ゆきかぜ」を大事にしよう!!!おすすめ度
★★★★☆
相変わらずゲームバランスはバラバラ。中盤ステージが難関になっていて、ラストは難度低めと、普通のゲームでは考えられないバランス。しかし、これはヤマトファン向けゲームだから、そんなにこだわる必要はないですね。雰囲気を楽しむものですからね(笑)。
それにしても3部作堂々の完結編なのに、物語の盛り上がりが足りないのが少々いただけません。原作映画は演出、音楽ともなかなかの盛り上がりを終盤見せていたのを再現しきれなかったといった所でしょうか。やはりゲームの音楽がいまひとつなのが原因でしょう。アニメパートもなんか少ない気がします。
ゲーム内容としてはやはりヤマト艦内を動き回れる白兵戦がファンにはうれしいポイント。
艦隊戦はなかなか戦略が必要なのでやりがいがありました(特に決闘ステージは今回のシリーズ中屈指の艦隊戦が味わえます)。
人によって難度が違う白兵戦ですが、基本的に力押しでクリアできますが、ラストのアルフォン戦車に苦戦する人は多いのではないでしょうか。
ネタバレ注意ですが、簡単に倒す方法があります。ヒントは援護。これであと少し工夫すればらくらくクリアできるはずです。
ヤマトファンにも賛否両論のゲームですが、それなりに楽しめる内容だとおもいますよ。
しかし、最後の古代守の顔の傷は何だ!? 松本零士先生のいつもの癖が出てしまったということにしておきましょう(笑)。
うあおあおあおおすすめ度
★★★★★
自分は平成二年生まれで、
2歳のときにヤマトの特集番組を見てはまること早13年!!!
さすがヤマト!!このかっこよさは特流品(?)
ヤマト3と完結編も出たら良いな~
細部まで妥協なし
おすすめ度 ★★★★★
これが発売されるのを心待ちにしていました
。これは買わねばならないでしょう!
こつこつお金を貯めてでも買う価値のある一品だと思います!
概要
日本を代表するアニメ『宇宙戦艦ヤマト』の放映30周年記念タイトルとして発売される3部作の、第3弾タイトルが本作。暗黒星団帝国編の最終章として、完結を迎える本作では、アニメ『ヤマトよ永遠に』の後半部分をベースにしたストーリーが展開する。
プレイヤーは、暗黒星団帝国の中枢に到達したヤマトと、反抗組織にあたるパルチザンの視点からストーリーを進めていく。ゲームの基本進行は、前作を踏襲しており、リアルタイムシミュレーションの艦隊戦と白兵戦のアクションでプレイを楽しめる。ゲームの進め方によっては、ゲームオリジナルの展開があるかもしれない。
もちろん、声優も超豪華な有名人が担当している。ヤマト戦闘班班長の古代進は山寺宏一氏、ヤマト艦長の古代守は広川太一郎氏、守とスターシアの娘である真田澪・サーシアは藩慶子氏という、一流声優が勢ぞろいしている。ゲームファンはもちろん、ヤマトを愛するすべてのユーザーが満足できる手抜きのない完結作といえる。(椎 武男)