どこに、おいてきたんだろう?破天荒で楽しかった学生時代 妻や幼い娘の笑顔 恋した時の気持ち、些細なきっかけで主人公は身体を鍛え直し自分を取り戻そうともがく、よくみれば周りの人たちも人生という大前提的なものの前で必死にもがいている。
さすがの作品賞おすすめ度
★★★★★
この映画はコメディタッチと紹介のところに書いてあると思うが、そうとうの映画通でなければこれをコメディだとは思えないだろう。
初めレスター(ケビン・スペイシー)一家の家庭崩壊から映画は始まり、3人がそれぞれの幸せを求めそれぞれのストーリーが続き最後にはそれらのストーリーがある一点に結びつく。
最初のうちはなかなか映画にのめりこめない部分もあるかもしれないが、映画が進むにつれ、徐々にのめりこんでいけると思う。
ラストはさすがの作品賞と言わんばかりの終わり方で圧巻であった。
レスター妻役(名前ノーチェック)の人格の変わりようはあまりにリアルで逆にそれが怖いとさえ思える。その役を演じきれた彼女の演技も相当だと思う。
ぜひこの作品をご覧になり、最後まで見ていただけたらと思う。
良い出来でした
おすすめ度 ★★★★★
まさに夢のコラボです
。TOP100ランキングに入っているのでご存知の方も多いと思いますが、
買って良かったと思います。
概要
若い娘に入れあげる夫、浮気に夢中の妻、隣のオタク青年に恋する娘。自分の幸せを追求するあまり、家族という幸せの形を放りだしてしまった愚かな人々をコメディタッチで演出したのは、イギリス出身のサム・メンディス監督。
シニカルなユーモアが得意なイギリス人らしく、アメリカンファミリーのダークサイドをブラックユーモアたっぷりに描いている。おかしいけど悲しい、その微妙なサジ加減が絶妙だ。第72回アカデミー賞で、作品、監督、脚本、主演男優、撮影の主要5部門を受賞した。(斎藤 香)