RUSHの入門編としてだけではなく、本作そのものがとても楽しめる。各楽曲は次作や初期三部作などと比べると若干小粒ではあるが、それでもロックアルバムとしては十分大作であり、聴き応えがある。本作を聴いて改めて、RUSHの音の重厚さ、複雑さ、そしてそのなかで時折見せる明るいリズミカルなフレーズを感じることが出来た。既にRUSHの有名作を持っている方々へもお勧めしたい。
ハードロック時代のRUSH(1~4作目)の中で最初に聴くアルバムかな?おすすめ度
★★★★☆
新しいファンの方が違和感を感じる、シンセが全く活用されていない頃のRUSHのアルバムですが、非常に力があるアルバムです。
特にオススメはBy-Tor & Snow Dogの前半部ですね(後に発売される3枚組ライヴ盤、Different Stagesの中でも、この曲は突出しています)。
Anthem、Fly By Nightもカッコ良く、初期の4枚でどれを聞くか迷っている人は、いきなり名作「2112」に行くよりは、まずこれを聴かれたらと思います。
ニール・パート加入のセカンドアルバムおすすめ度
★★★★☆
ウォ~~ッ♪、とゲディ・リーが叫んでいる①Anthem、ニール・パートのドラムが心地良い②Best I Can、アレックス・ライフソンのギターが吼える④By-Tor and The Snow Dogと聴き所満載のセカンドアルバムです。
アルバムの完成度は初期にしては高く、中期RUSHの原型はこの時期にして出来上がっていると言えるでしょう。
ただ、個人的には聴く曲と聴かない曲がはっきりしているので、CDでいうと1~4曲目まで(レコードでいうとA面)ばかり聴いてしまう事が多いです。
ちなみに①のAnthemは自身のレーベル名にも使用されています。
プロデュースはTerry Brownです。
買うしかない!
おすすめ度 ★★★★★
背筋にゾゾゾという感覚が走りました
。従来の伝統を引き継ぎつつ、バランスがうまくとれてます。
こつこつお金を貯めてでも買う価値のある一品だと思います!