若い国 米国おすすめ度
★★★★★
同性愛でAIDSの白人弁護士。黒人弁護士。貧乏人が獲得できる専門家の紋章。
AIDSの兆候が明らかになった白人弁護士は突然解雇される。
AIDS弁護士を演じるのはトム・ハンクス。黒人弁護士演じるのはデンゼル・ワシントン。
彼らの共闘。
陪審員の一人の男の冷静さが彼を救った。彼らは勝利した。
しかし、白人弁護士はAIDSが進行して死亡。
トム・ハンクスは憔悴し死に至る過程を見事に演じた。涙なしではみられない。
大英帝国に反抗した清教徒が原住民を迫害し独立した国家をつくることを宣言した。米国合衆国。
征服者として君臨する偉大な先陣一族。白人がアフリカからおくられてきた黒人たち。その後継者。その下に米国に夢を求めて流れてきた者たち。競い合う国。米国に夢があるとおもって差別されながら流れ込んだ各国からの移民。マフィアをつくった底辺を裏で支配するイタリア人。コロンボもイタリア系アメリカ人。
日本人も少数派。中国もまだ少数派。しかし、華僑組織をもつ彼らの団結は強い。若い国米国。
素晴らしい演技おすすめ度
★★★★★
トム・ハンクスの演技が光ってました。しっかりと作られた法廷物は、いろいろな真実がつぎつぎとあきらかになりとても面白いです。主人公のトム・ハンクスが弱っていく中で作品を引き締めているのは、デンゼル・ワシントンで、こちらも重要な役どころだと思いましたた。
もし身内にトム・ハンクスようなエイズの患者がいた時に家族や友人として励ましてあげることが出来るだろうか?おすすめ度
★★★★★
エイズ、ゲイ、差別といったテーマは重いが、名優たちの演技と優れた音楽の助けも借りてジョナサン・デミ監督が珍しく正攻法で撮った力作。トム・ハンクスの弁護人であるデンゼル・ワシントンがアメリカの歴史において差別されてきた黒人という設定も意味深い。
映画を観ている最中は自然とトム・ハンクスとデンゼル・ワシントンを応援してしまうが、もし自分の家族や仕事仲間がゲイでエイズと知ったら、ここまで戦い抜くことができるであろうか。もしかしたら自己保身のためにジェーソン・ロバーズのような行動をとってしまわないだろうか。見終わった後につい自問してしまう。
もっとも印象に残ったセリフは「自分は差別にまけるような子に育てた覚えはない」というジョアン・ウッドワード扮する母親の言葉で、自分が親となった時に子供がトム・ハンクスのような立場になった時にこんな言葉で励ましてあげることが出来ればいいのだが。
自由と博愛の街においておすすめ度
★★★★★
フィラデルフィアを舞台にしたことは、この作品のテーマが、単にエイズや同性愛の差別について描写している作品ではないということ教えてくれます。フィラデルフィアは、1776年の独立宣言および憲法策定の地であることでも有名ですが、ベンジャミン・フランクリンの説く、自由(リバティーの方)と博愛(兄弟愛の街)の思想は、所有権や基本的人権の近代法の礎になり、その思想はすぐに1789年のフランスにも飛火していきます。裁判を前にして、フランス革命を謳った「アリア」を聴き入る主人公の描写が、痛々しくも一個の人間の強い意志であることが、さらに感動を与えてくれます。「この街の片隅で…」と、出身のブルース・スプリングスティーンは繰り返します…。
すばらしい!良作!
おすすめ度 ★★★★★
背筋にゾゾゾという感覚が走りました
。これだけは手に入れようと思い購入を決めました。
こつこつお金を貯めてでも買う価値のある一品だと思います!