ショスタコーヴィチの映像が残っています。アメリカ製DVDで、同日のシューマンの春が併録されています。映像の状態はかなり満足できるものです。日本のアマゾンからも注文できますが、リージョン1なので御注意下さい。「Bernstein in Japan」で検索すれば見つかるでしょう。
魂が乗り移った熱演おすすめ度
★★★★☆
最近テレビドラマの中で流れて注目が集まったこの「交響曲第5番」は、
20世紀を代表する作曲家ショスタコーヴィチの最も有名な交響曲です。
「抑圧の克服から勝利へ」というこの曲のテーマに
バーンスタインの魂が乗り移った情熱的な演奏です。
この様な演奏が、極東の地である日本で行われたことに感慨を覚えます。
バーンスタイン指揮の同曲の録音は他に、
同じくニューヨーク・フィルと共演した1959年のものがあり、
そちらはより一層壮絶な名演奏となっています。
東京文化会館で行われた1973年5月26日のムラヴィンスキー指揮/レニングラード・フィル(ALTUS盤)、1981年5月にロンドンで録音されたハイティンク指揮/コンセルトヘボウ(DECCA盤)の演奏と共に私のクラシック人生の宝物です。
文句無しの名演ではあるがおすすめ度
★★★★★
旧盤でこの曲の魅力に取り付かれ、バーンスタインの偉大さを実感したメモリアルな楽曲。
最終楽章のテンポについては、遅い演奏とバーンスタインのような速い演奏に二分されるが、
私はこの速い駆け抜ける演奏がベストだと思っている。
CDは新旧両方持っているのだが、如何せん録音がもはや過去の遺物的で、
レンジは狭くモコモコしている。
バーンスタインが晩年、ウィーンフィルと始めたショスタコーヴィッチチクルスが彼の死で未完に終わり残念だ。
はっきりいって、すさまじい出来です。
おすすめ度 ★★★★★
言うまでもなく最高峰
。TOP100ランキングに入っているのでご存知の方も多いと思いますが、
買って良かったと思います。