値段の何倍も価値のある中身の濃いパフォーマンスを繰り広げています。通常ライブ映像は一度見るとなかなかその後何度も見る事もありませんが、これは何度でも見れます。特にディープパープルを聞き始めた人には一番最適なDVDだと思います。カメラワークは確かに他のレビューに書かれている通り問題がある所もありますが、ギターワークをどうしているかとかが気にならない限り問題は全くなし!!Live In Japanで聞かれる演奏よりも素晴らしい演奏を繰り広げています。スタジオアルバムを聞いてからLive in Japanを聞いて満足している人も、ライブは今一かなと感じた人もこれを見ればより一層ディープの凄さを目に耳に出来るはずです。これをアルバムにしていても良かったかも。それにしてもリッチーに関してですが、カメラワークだけの問題ではなく、どうもあまりカメラに収められたくないようなポジションを取っているようにも見えます。スモーク・オン・ザ・ウォーターで最初のリフをアップで弾けばいいのを初めてこの映像で知りました。
第2期DPの貴重映像!高いコストパフォーマンスおすすめ度
★★★★★
第2期DPの映像はビートクラブなどのテレビ番組くらいしか出回っていなかったので、正真正銘のライブ映像という点ではDISC1に収録されている1972年のコペンハーゲン公演くらいではないでしょうか。10数年前にビデオやLDで「マシーン・ヘッド・ライブ」というタイトルで発売されていたものと同一内容ですが、なんと言ってもDVDという安心感と擬似ステレオ効果で十分に楽しめます。ビデオの時も感じましたが、リッチー・ブラックモアが決めフレーズを炸裂させる絶好のタイミングにもかかわらず、イアン・ギランがコンガを叩くシーンが延々と流れていたりとカメラワークは不満だらけですが、それはすでに織り込み済みなのでいまさらマイナス評価にはなりません。
DISC2は一部海賊盤で出回っていた1973年のNYライブのもの。前年のコペンハーゲンでは観客もそれこそ固唾を飲んで見守るという感じでしたが、一転してNYの観客はいきなりノリノリで国民性の違いを感じます。音質もテレビ収録ということもあって抜群で、イアン・ペイスの細かいシンコペーションやロジャー・グローヴァーのベースが粒だって聴こえてきます。こちらはカメラワークやコマ割もなかなか。当時のライブの様子が手に取るようにわかります。
なにはともあれ細かい不満(DISC1のカメラワーク)を除けば、大変貴重な映像であることには間違いありません。まだ観ていない人は、迷わず購入をお勧めします。これだけの安い価格で、これだけの高い満足感が得られる商品も珍しいのではないでしょうか。
まずは買い!おすすめ度
★★★★☆
第二期リアルタイムの73年ライブも入っているとなればまずは買いです。
ただ他の人も書いてますが、ギランが相当疲れていますね。ハードなツアーで心身ともに擦り減っている雰囲気が伝わってきます。ただリッチー先生は、TV撮影用短縮バージョンにもかかわらず、冷静ながらもノリノリですな。3曲しか収録されていないのに途中からしか入っていない「Strange Kind of Woman」(ちゃんと頭から見たい!)では、ギランとの掛け合いで結構楽しんでいるように見えます(CDだったらやや冗長気味ですが・・・)。やや意外なのが「Smoke On The Water」より「Space Truckin'」の方が客席は激しく盛り上がっていることかな?
なお72年のコペンハーゲンはCDでも聞いていたのですが、この演奏というか音は個人的にはやや不満で星4つです(映像で残っていてDVD化されたことは大感謝!)
※★の数が違って表示されていたのでアップし直しました(失礼)
嗚呼、懐かしのライブ映像!おすすめ度
★★★★★
このカラー映像は三十数年前に、東京12チャンネル(テレビ東京)で毎週夜10時から放送していた「イン・コンサート」という洋楽番組で見た記憶があります。鈴木ヒロミツと高橋基子が案内役(ナレーション)でした。実に内容の濃い番組で、当時高校生だった私は、これでハードロックの虜になってしまいました。パープル以外の出演バンドでは、ベック,ボガート&アピス、ユーライア・ヒープ、ブラック・オーク・アーカンソーあたりが今も印象に残っています。こうしたハードロック黄金期の貴重な映像は、今後もどんどん発掘して商品化してほしいものです。
凄いの一言
おすすめ度 ★★★★★
これが発売されるのを心待ちにしていました
。非常に洗練された魅力的なものになっていると思います。
すばらしいものだと感じましたので☆5評価としました。