ジャン・ピエール・ジュネ作品おすすめ度
★★★★★
フランスの異彩、ジャン・ピエール・ジュネ監督のこの映画はキッズ映画です。この作品では全体的な色の感じが少しダークなのですが、物語も独特で、役者もジャン・ピエール・ジュネ作品にはおなじみの顔がならんでいます。主人公の女の子がとっても可愛いのとその相手役というかの男の人のみかけの怖さと大きさのギャップがまた物語にエッセンスをくわえていると思います。ジュネの作品の中でもアメリと並ぶくらい好きな作品です。
良い出来でした
おすすめ度 ★★★★★
非常に素晴らしい一品だと思います
。出来は今更ながら言うまでもなく素晴らしい。
すばらしいものだと感じましたので☆5評価としました。
概要
冷たい雨が降る暗黒都市の夢泥棒「一つ目教団」に弟をさらわれてしまった心優しい怪力男ワン(ロン・バールマン)は、孤独な少女ミエット(ジュディット・ビッテ)と知り合い、ともに弟探しを始める。
近未来SFブラック・コメディ『デリカテッセン』で評価を得たジャン=ピエール・ジュネとマルク・キャロのコンビによるフレンチ・ファンタジー。結合双生児やクローン人間などのキャラクターを登場させたり、シュールな美術&SFXなどでダークかつ不可思議な雰囲気を存分に醸し出しつつ、夢そのものを護ろうとするファンタジックなテーマ性が色濃く観る者に迫っていく秀作。美女と野獣といった主演ふたりのコンビネーションも微笑ましく映画的である。(的田也寸志)