心に静かに沁みてくるような作品だと思う。深い優しさにふれて救われないものはいない。憎しみも怒りも悲しみも切なさも、すべて抱きかかえて癒してくれるような、静かな強さのある作品だと思う。読みながら知らず知らず涙があふれた。そしてニャンコ先生のキュートさにほれぼれ・・
アヤカシ達のはかなく美しい物語おすすめ度
★★★★★
愛しい我が麗しのニャンコ先生!
夏目君に結界を解かれ、長い眠りから覚めて、おめでとうございます!
久しぶりのシャバはどんなお気持ちですか?
結界を解いたのが、あのレイコさんのお孫さんだっただなんて、何と言う奇遇なんでしょう!
私、感激しました!
夏目君の優しさに。
だって、アヤカシに友人帳に記された名前を返上しようと言うんですもの。
あ、分かってますって!ニャンコ先生!!
ニャンコ先生も、夏目君の意気に感じ、力添えをしてるんですよね。
ところで、ニャンコ先生。お酒飲み過ぎちゃ駄目ですよ。
ちゃんと、知ってるんだから。もう!
どうしても、飲み過ぎちゃうようだったら、私がお酌しましょうか?
程よいところで止めて、眠くなったら、私のひざ枕で寝かせてあげますから。
先生の丸い背中を優しく撫でながら、子守唄など唄ってね!
それにしても、アヤカシ達のなんて美しい事!
アヤカシは誰かが信じてあげなくちゃ、はかなく消え去る存在なんですね。
燕ちゃんが、谷尾崎さんに恋心を抱き、浴衣を着て、谷尾崎さんと一緒に写った写真。思わず泣いちゃいました。
これから、ニャンコ先生と夏目君が、どんなエピソードを築いていくのか楽しみにしています。
皆さんも、ぜひご一緒に楽しんで下さいね!
大好きで一生大切にしたい漫画おすすめ度
★★★★★
こんなに胸が締め付けられる漫画を読んだのは、久しぶりでした。
でも読後感はさわやかででもしっかりと余韻が長く長く残りました。
妖怪たちが人間よりも人間らしくて心が洗われます。
よくありがちな妖怪退治ものかと思っていたので、一本とられたなって感じです。
にゃんこ先生も見た目も中身もラブリーで超ツボでした☆
前評判ほどには・・おすすめ度
★★★☆☆
他のレビューにもありましたが、『百鬼夜行抄』と設定等が似通っている印象を受けました。
ひとつひとつのエピソードが弱くて、特に印象に残らない。
妖怪達の個性や特徴もあまり出ていないし、流れが読めます。パターン化。
にゃんこ先生が一緒にいる理由もイマイチ弱いというか・・
上記の作品に慣れていると、全体的にインパクトは薄いです。
あと夏目の孤独はちょっと強調しすぎでうんざりしました。
継続して買う程ではないかな。
上出来
おすすめ度 ★★★★★
はっきりいって、すさまじい出来です
。このアレンジが秀逸の一品から感じたことは、素晴らしい才能の奥深さ、ということです。
感動やドキドキ感を手元に置いて、私同様に何時でも手に取って思い返して頂きたいと願います。