ライノにしてはチョットだけ片手落ち…おすすめ度
★★★★☆
Atlantic - EMIと、異なるレーベルの作品が収められていて、全てのシングル曲が収録されているわけではないですが、一気にピーターウルフ在籍時のJ.ガイルズ・バンドの歴史を知るにはうってつけの2枚組ベストです。
73年の「Ladies Invited」とピーターウルフ脱退後の84年「You're Gettin' Even While I'm Gettin' Odd」以外のアルバム、シングルから選曲されており、38曲中ライブ・バージョンが10曲というのも、ライブ盤「Full House」「Blow Your Face Out」が名盤とされるJ.ガイルズ・バンドとしては至極当然の選曲でしょう。
Dead Presidents、シュープリームスのカバーWhere Did Our Love Go(スタジオ録音)、Peanut Butterなどはアルバム未収録のシングル。Give It to Me、Gettin' Outはシングル・バージョンで、Where Did Our Love Go以外は以前のベスト盤にも収録されておらず、この2枚組ベストで初CD化の音源です。
ベスト盤にはやたらとシングルエディットを入れてくれるライノなのに、何故か、Just Can't WaitなどEMI期のシングルはアルバム・バージョンでの収録です。
ピーターウルフ脱退後ですがJ.ガイルズ・バンド最後のシングルとなった85年のサントラ曲Fright Nightが入っていればライノらしくて完璧だったのですが…
J GEILS BANDの全貌おすすめ度
★★★★★
全てのアルバム(ライブ含む、ラストアルバムからはなし)からの曲を網羅した本物のベスト。時代に隔たりなく彼等の魅力が余すところなく詰めこまれている。未発表曲などはないがそれは問題ではない。「堕ちた天使」しかしらないファンもこれを聴いて本物を味わって欲しい。中途半端なベストを買うなら、そしてどのアルバムから買おうか迷っている人にはコレが一番お薦め。お腹一杯になりまっせ
出来は非常に良いです。
おすすめ度 ★★★★★
今回の発売がすごく嬉しいです
。これだけは手に入れようと思い購入を決めました。
すばらしいものだと感じましたので☆5評価としました。
概要
38曲を収録したCD2枚組セット『The J. Geils Band Anthology』は、ディスク2の最初の10曲が全ライヴ録音であり、曲は年代順になっていない。そのライヴを聴くと、このバンドが国で最もエキサイティングなブルースロック・バンドだったころ、どんな演奏を聴かせていたのかがよくわかる。この6人組は舞台ではブルースの限界を広げ、スタックス、モータウンからジャックハマーのようなリズム、絶叫するソロまで、すべてを盛り込んでいる。そしてそのロードハウス・パーティ的な姿勢は、スタジオ録音の一連のヒットソングにも受け継がれている。(Geoffrey Himes, Amazon.com)