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ゴスフォード・パーク (ユニバーサル・セレクション2008年第1弾) 【初回生産限定】

ロバート・アルトマン
おすすめ度:★★★★★
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脚本家のコメンタリーが興味深い
おすすめ度 ★★★★☆

ロバート・アルトマン最後のヒット作。1932年時点での英国貴族階級の風俗習慣を「観察」した作品。俳優陣がやたら豪華で時代考証が厳密でミステリー自体は(わざと)大したことはない、というのが特徴。
「英国貴族」ってのはいまやハリウッドへの輸出品のようですね。お時間があったら脚本家コメンタリーを聞いてみて下さい。彼自身、貴族階級の人らしい。えんえん貴族の悪口を言っています。貴族がいかに見栄っ張りで偽善的で傲慢で怠け者で金の心配ばかりしている集団か、それに比べて労働者階級の人々がいかに「現代」や「未来」と繋がっていたか等々。途中で肩をポンポンとして「もういいから…」とやりたくなります。
英国の貴族階級は19世紀末から衰退し出し、1930年代というとほとんど断末魔だったはず。第二次大戦後には相続税で息の根を止められて。そういう段階にある階級をことさら叩いて自己主張のネタにすることもないんじゃないの、と思うんですが、何がそんなに憎いんでしょう、この現代に生きるお貴族の脚本家さんは。しかも貴族生活の時代考証としてナンシー・ミットフォードの『Noblesse Oblige』を出してきてるあたりが怪しい。あの本はナンシー・ミットフォードが「貴族階級とは」ってテーマであくまで悪ふざけで書いて、売れたので本人が腰抜かしたって本のはず。貴族は茶を飲むのにミルクを先に入れるとか後に入れるとか、ナンシー・ミットフォードの冗談のはずだけど、この映画では大真面目に「貴族の習慣」として紹介されている。うーむ。ちなみにこの脚本家さんがアイン・ランドの影響を受けているらしいこともコメンタリーから知りました。
現代は輝かしい民主主義社会なので「貴族」は叩かなくてはいけない、しかし裏には大衆の根強い憧れもある、という構図が見え見えの、ある意味いやらしい映画。アイヴォー・ノヴェロの懐メロの数々が素晴らしかったです。



はっきりいって、すさまじい出来です。
おすすめ度 ★★★★★

全般的に言うと初心者向けだと思います 。ファンであれば購入価値は高いかと存じます。
すばらしいものだと感じましたので☆5評価としました。



ゴスフォード・パーク 動画

ゴスフォード・パーク



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