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キング・オブ・キングス EPISODE 2 帝国の崩壊

イブ・シモノー
おすすめ度:★★★★★
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不満はありますが
おすすめ度 ★★★★☆

ナポレオン信奉者の自分としては多少不満な点があります。ランヌ元帥はナポレオンのことを陛下とは呼ばず君と呼んでいたはずです。最期のシーンだけでも君と呼んでほしかったですね。ナポレオンも涙も見せてないですし。ロシア遠征をまるで愛人の為にしたかのような感じで描いています。ルイ18世脱出時タレーランはウィーン会議に出席していたのですからパリには当時いません。ワーテルローぐらいきちんと描いてほしかったです。そもそもナポレオンのような英雄を4時間で描くという設定に無理があります。ただナポレオンを題材にしたDVDはほとんどないので興味のある方は買っても損はしないはずです。色々ダメ出ししましたが絹の靴下を履いた糞とタレーランを罵倒するシーンだけは最高です。



海外歴史ドラマの醍醐味
おすすめ度 ★★★★☆

これは映画ではなく、2002年の秋にフランスで放映された全四夜のテレヴィドラマである。日本の年末年始大型時代劇みたいなものか。フランスでは第四回放映の翌日には、書店、スーパーマーケットにすでにDVDが並んでいた。

まずスケールが大きい。そして細部にわたり、製作側のこだわりが感じられる。ただフランス人向けの大河ロマンであり、フランス人にとっての一般常識的な説明が省かれいるため、話がわかりにくい、という向きもあろう。やはり歴史ドラマを楽しむ為には、ある程度の下地が必要なのかもしれない(逆にドラマを楽しみ、それを契機に歴史に興味を持つこともできる)。

問題は主役である。ジェラール・ドパルドュー演ずるフーシェか。それともジョン・マルコヴィッチのタレーランか。否。主役はクリスチャン・クラヴィエ演ずるナポレオンである。たしかに前者二人の芝居の迫力はすごいし、ルックス的にもクラヴィエより花がある(事実日本における知名度ではクラヴィエよりはるかに上であろう)。クラヴィエ押され気味、の感も否めない。しかしナポレオンを主役としてみないと、話がこんがらがる。

ドパルドューの子息・ギョーム、007映画で敵役を演じたトビー・スティーブンスといった、若い演者も巧い。


「山」が欲しかった。
おすすめ度 ★★★★☆

主人公はナポレオン。最初から最後まで出ずっぱりでがんばっているのだけれど、「出演者」としては、脇役ながらやはり「ジョンマルコビッチ」と「ジェラールドパルデュー」の名前が前面に出る。しかたないかな。
エピソード1,2の両作品でナポレオンの歴史がわかる。話には無駄がなく実にテンポ良く進むのだけれど、娯楽作品としては物足らない。ストーリーに「丘」はあるけれど「山」がない。
世界史の一部を「お話」として手っ取り早く知るには大変助かる作品。

白黒映画時代に、同名の「キングオブキングス」という映画がある。それは「キリスト」の話。これも世界史の一部を「お話」として手っ取り早く知るには大変助かる作品。

どちらの主人公も「キングオブキングス」と呼ばれる。語る立場が違えば、こうなって当たり前というところだろう。


終焉『欧州の覇者』
おすすめ度 ★★★★☆

 1807年アイラウの戦いでロシア・プロイセン連合軍に辛勝したナポレオンはニエメン川筏上でロシアのアレクサンドル1世と同盟会見しティルジット条約を結んだ。その後、スペイン戦役の諸将の敗退を契機にナポレオンは凋落の道程を辿る。1812年ロシア遠征での大敗による失墜を挽回しようとするが1814年フォンテーヌブロー宮殿で退位を宣言しエルバ島に流される。さらなる孤島への移送の報を受けたナポレオンは帰国を果たすが、1815年ワーテルローの敗戦で英雄の命運は尽き百日天下の幕は下りた。

 ナポレオンの半生を政略・戦術面を主軸に描いた秀作。史実考証された戦闘シーンは迫力大。無駄を省いた構成と流れるようなストーリー展開は惹きこまれる。ナポレオンがエルバ島から本国に!復帰するさいに、政府軍が帰順するシーンには真の奇跡を目撃できる。民衆の熱狂的支持をきちんと描写しているところも心地よい。


素晴らしい出来栄え
おすすめ度 ★★★★★

これが発売されるのを心待ちにしていました 。他の方がコメントされているとおり、
ホント満点を付けても良い出来です。



キングオブキングス 動画

キングオブキングス



戸川幸夫 キングオブキングス グリーン・デイ