吉井怜は美しい。が…おすすめ度
★★★☆☆
映像、ストーリー展開ともに、独特の雰囲気を醸し出している作品。
ただし、台詞劇の要素が大きい分、台詞の言い回しや表現が重要になるところだが、いかんせん棒読みの感を否めない。
吉井怜の美しさはこの作品にピッタリ!なので、彼女のファンならライブラリーに加える価値アリと思う。
細部まで妥協なし
おすすめ度 ★★★★★
届いてからずっと気に入っています
。ファンであれば購入価値は高いかと存じます。
ホント満点を付けても良い出来です。
概要
この世で完璧なる刺青を彫ることに執着する彫り物師・来栖(弓削智久)は大学院生・美妙(吉井怜)の背中を見初め、彼女を誘拐、監禁してその背中に刺青を入れることを欲し、やがて彼女も最高の刺青を彫ることを彼に望むようになる…。
谷崎潤一郎の処女短編小説を原作に、『乱歩地獄』などの佐藤寿保監督が現代的解釈で映画化したエロティック作品。谷崎原作3度目の映画化だが、今回は舞台も現代で、いわゆる監禁もののテイストを打ち出しながら、密室の中での男女2人きりの心の異様な揺れなどを妖艶に描いているあたりが新味である。下元史朗による朗読も作品の空気感を濃厚に高めており、クライマックスの刺青を彫るシーンはまさにSEXそのもので、吉井怜の美しい背中もより輝く。ただしこうした観念的エロティシズムは、できればフィルムで撮ってもらいたかった。(増當竜也)