相変わらずの毒舌ぶりです。おすすめ度
★★★★★
皆様いきなりですが、「コインランドリー」というものをご存知だろうか。
…いえ、有料で洗濯物を洗える場所のほうではございません。
この「楽屋裏」の作者、魔神先生が描かれた作品です。
ちょうど「わくぷよ」と同時期にガンガンのほうで連載されていた作品でございます。
あちらの作品もこの作品と同じように、先生と担当編集者さんの毒舌問答の応酬でした(笑)
で、その作品と同じような感じなんだろうな、と思っていたら…甘かった…!!
思いっきり太字のタグ使いたくなっちゃうくらい強調したいです。
あれを遥かに超えてました!!もう笑いが止まらない!!なんだこれ!
あれから数年…もう毒舌っていうレベルじゃないですね、それを遥かに上回ってた!!
もうお腹痛くなりそうなほど笑いました…大声で笑いたいけどそれを堪えるのもまた大変です。
この作品は誰もいない昼間に読みましょう(笑)
そしてありえないのが帯の太さ。なにこの帯の太さは!!!
表紙イラスト見えなかったよ!というかイラスト隠してどうするんですか!
てなくらい、太かった。ええぶっちゃけ「表紙イラストないんか!?」と思いましたもの。
裏側にも様々な方のコメントが寄せられています。
…恐らくあの迷作というのはあれのことなんだろうなぁ…。
私もあれ、コミックス化してほしいよ…うん。
でも黒歴史扱いっぽい…まぁ登場人物が登場人物だから仕方ないかもしれないし;
えー、漫画家という職業の裏側を見たい方、これは大変オススメです。
どうぞ、お腹から笑いたいという方は是非是非お手にとって見てください。
〆切に追われる人間なら身に覚えが…おすすめ度
★★★★★
〆切前日に、「あーあ、出版社に落雷して〆切延びねーかなー」とか。
〆切当日に、無性に旅へ出たくなったりとか。
〆切翌日に、「いやー昨日パソコンが壊れまして!」とか。
どうしてそんなくだらないことを考えている間に仕事をしないのか、という疑問に答えられたらこんな仕事していません。
とまあこんな風に、大体どこでも行われている編集と作家のやり取りが描かれているわけです。
が、自分もこちら側の人間なのにゲラゲラ笑えてしまうのは、ひとえに魔神ぐり子さんの表現の素晴らしさであると思います。
思いやりのひとかけらもない毒舌の応酬なのに、嫌な気分になるということがありません。
世の中の作家すべてがそうだとは言いませんが、半分…いや7割くらいは〆切前後に「どうやって今回の〆切を乗り切るか(もしくは引き伸ばすか)」という言い訳に全力を使います。
その言い訳をあっさりスルーし、なんとか原稿を仕上げさせる担当さんと編集部のおかげで今日も店頭に雑誌が並びます。
ちなみに自分はひっそり旅に出たはずが、宿泊先のホテルに担当さんが仁王立ちで先回りされていたことがあります。
ハッキリ言いましょう。この本に書かれていることは(ほぼ)事実です。
どうぞ笑いながら、そしてちょっぴり作家さんに同情しながら(多分担当と編集部はもっと同情してほしい)読んでみて下さい。
良い出来でした
おすすめ度 ★★★★★
言うまでもなく最高峰
。ファンなら買って間違いなく損のない品ですね。
ご参考になれば幸いです。大変お勧めですよ!!