一番強く心に残ったのはりんは本当に母が大好きとゆう事。『母を愛するレイジ』を疑いたくないとゆう気持ちは読んでいて本当に痛かったです。青木先生から貰った携帯の番号も母の前では眼中無し状態でしたし(汗)…あれをレイジが拾ったりでもしたら(滝汗)まぁともかく母の存在が大き過ぎるんですよね…。2人のラブコメ話は蚊帳の外状態ですが(汗)今の所りんを支えれている青木先生がどのようにしてりんと接していくのか?…他人事なんで無責任で悪いですが、りんには不幸になって欲しくないので…頑張れ青木先生、りん!応援してますm(__)m。
「私がどうするかは 『私が』決めるわ」おすすめ度
★★★★★
この巻のテーマは、まあいつも通りてんこ盛りなのだけどいくつかあげると、
りんの心の傷。レイジの黒さ。子どもと思えないほど的確に、
必死に、りんを守ろうとする美々と黒。そして白井先生の変化。
りんは自分の言う「黒くなる」の意味を青木先生に尋ねられ、
心の中を整理するように「黒くなる」の記憶を手繰る。
りんの痛みに気づいた黒に詰め寄られ、青木先生は
赤の他人が職業として子どもを愛することの意味を探る。
そして一旦は「父性愛」という答えに落ち着くのだが、
レイジによる性的虐待を疑い始めたとき、それは欺瞞だと気付く。
代わりの答えは見つかっていないものの、
青木先生は実父と対面したりんに自己決定を促すことで
改めてりんと一切の欺瞞なしで向き合う
(落ち込まないで、青木先生。あなたは勇気ある人です)。
それに応えるりんの姿はそこらの大人よりはるかに強く賢明だ。
白井先生は自分の冷淡さが母親似であることに気付き
少しずつ宝院先生や青木先生に対する接し方を変えてゆく。
それは書店で手に取った教育に関する本がきっかけなのだが、
書店でのコート姿と自宅で熟読するときのパジャマ姿を対比させることで
白井先生がいかに真剣にこの問題に取り組んでいるかを表現しているのが見事。
そして、心底嫌っていた「親の七光り」を利用してまでも
青木先生を助けようとする姿には胸を打たれる。
その一方で「おしんこ」「米押しダルマ」「私より赤くなるな─ッ!」や
宝院先生の青木先生ラヴ暴走など、ギャグも絶好調。中表紙にも注目。
一度手に取るともう他のことなんて手につかない。そんな一冊。
それはそうと宝院先生、あなた乙女チック派なんですか!?肉体派なんですか!?
納得の出来
おすすめ度 ★★★★★
背筋にゾゾゾという感覚が走りました
。TOP100ランキングに入っているのでご存知の方も多いと思いますが、
ご参考になれば幸いです。大変お勧めですよ!!