世界的な名作とされているおすすめ度
★★★☆☆
幼い少女のポーレットは空襲で親を失い、農家のドレ一家に引き取られた。その家の少年のミシェルは彼女に恋心をもった。ふたりは墓地から十字架をぬすんで動物や虫の死骸を埋める。秘密の遊びとともに、ドレ一家と隣家のいさかいや卑俗な日常生活が並行して描かれていく。最終的にはポーレットはパリに戻されてミシェルとはなされる。戦争の悲劇を象徴した場面だ。
本作品にはいささか当惑をおぼえる。背景が戦争であり、ポーレットの両親が銃撃されたり、ドレの長男の死があったりと死が充満していること、大人の世界は口論や争いがほとんどであるが、これも農村のありのままの姿であること等々はわかるのだが、これらは映画としては並みの作りではないかと思うとともに、それ以上のどういう意味があるのかわからなくなる。
傑作中の傑作との評価が定着しているので、余計にそう思ってしまうのかもしれないが、ここがとくにすごいという場面を見つけることができない。以上は個人的な感想で(三つ星にしたが)評価はむつかしい。
ギターの哀しい音色おすすめ度
★★★★★
両親の死の意味がわかっていない幼い孤児ポーレット。
彼女が世話になる家の息子ミシェル。ポーレットに喜んでもらうために
十字架を盗み・・・。
下町の庶民の家に育ったミシェルが、お嬢様育ちのポーレットに対しかわいい恋心を抱きます。
最後のシーンで「ミシェール・・ミシェール・・ママ・・ママ・・」と言いながら
人ごみの中に消えていくポーレット。そこにギターの哀しい音色が重なります。
戦争がもたらす悲惨さ、戦争こそ禁じられた遊びなのかもしれません。
素晴らしい出来栄え
おすすめ度 ★★★★★
届いてからずっと気に入っています
。ファンなら買って間違いなく損のない品ですね。
感動やドキドキ感を手元に置いて、私同様に何時でも手に取って思い返して頂きたいと願います。