アップルにシンパシーを持つ人、何となく好きな人にはお勧めです。また、「スティーブ・ジョブズ」という「経営者(経済界のヒーロー)」を知りたい人にもお勧めします。
現代は高度資本主義社会であり、企業や経営という問題が非常に大きなポジションを占めます。その中において、「アップル」という企業は非常にユニークなポジションを得ています。それがどうしてなのか知りたい人(つまり前述のような人です)にはお勧めの本です。
スティーブ・ジョブズって現代の英傑なのかおすすめ度
★★★★☆
スティーブ・ジョブズはただものでないと感じさせてくれる本です。
彼の経歴は本当にスリリングです。読んでいて面白い。でもまねはできない。
普通では無くても、普通の人とは違うところで、本質をつかんで選択・行動するから、
世界の関心を集め、ビジネスも成り立っていくのでしょう。
小さな意味で普通であるかどうかは彼には関係ないんでしょうね。普通に考えると
恩義とか信義とか言う概念から外れたような行動があるようですが、ビジネスという
フィールドではそんなことは通用しないのでしょうか。スティーブ・ジョブズという
天才だから許されるのでしょうね。
まねはできないが、読んで面白いということで星4つです。
やはりただものではないおすすめ度
★★★★☆
スティーブ・ジョブズと言えば,新しいMacやiPodをプレゼンしている姿しか印象にありませんでしたので,きっとアイデア一杯の,気のいいおじさんだと思っていました.しかし実際のところは非常に自己中心的で,都合の悪いことは知らんぷり,手柄は自分のものというかなり嫌なやつという一面もあるようです.
本書では,このようなジョブズの人となりを交えながら,彼がどうやってディズニーの大株主になったのか,一度追い出されたアップルにどうやって返り咲いたのかという話が紹介されています.そして,そのやり方はやはり天才的で,「神の交渉術」というタイトルもあながち大げさではないように思います.ただし,大胆かつスケールの大きな話ですので,この交渉術を勉強してもおそらく素人には使い物にならないでしょう.
非常に嫌なやつという見方がある反面,是非一緒に仕事をしたいという人もたくさんいるのも事実で,確かに凡人ではありません.こういうのを人間の器と言うんでしょうね.
化け物だ、この人(笑)おすすめ度
★★★★☆
「あのアップルのCEOなんだから、よっぽどの人なんだろうな」と、予想し読み始めると、ビックリ!!
確かによっぽどの人なのだが、それは自分の予想を裏切り、そこまでするか?!的な決して人として尊敬できない話が次々と出てくる
しかし、それらは企業を興し、成長させていく為には必要なパワーの一つの形かも、と読み終わるころには妙に納得してしまった
変に周囲を気にしすぎて結局小さくまとまってしまい、何の役にも立たず、自分自身もモヤモヤしているより、ジョブズの様にある意味「ピュア」に自分の思いに従ってみる生き方も当然有りの様に思えてきた
最終章で紹介されるスタンフォードの学生に送った言葉を読むだけでもこの本は買う価値あり
以前ほどギラギラできなくなった人、この本を読んでこの人のパワーを少し分けてもらってはいかがだろうか?
凄いの一言
おすすめ度 ★★★★★
今回の発売がすごく嬉しいです
。ファンなら買って間違いなく損のない品ですね。
買って良かったと思います。