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大学入学式セレモニー「花笠踊り」"Hanagasa Odori"
たそがれ清兵衛 |
良かった! シンプルなストーリーで話がつかみやすいうえに、親子愛あり、友情あり、 ほのかな恋心あり、アクションあり、人情あり・・・なにより見終わるとわかる 「儚さ」がたまりません。久々にいい映画を観た!という気分になれることうけあいです。 真田博之、宮沢りえ・・・etcの俳優たちの細かな演技に注目です。 表情からもセリフが伝わってくるようでした。 |
蝉しぐれ 第3巻 |
とにかく、あまりにも切なすぎて、苦しくなるほどでした。一人の人を、あんなにも一途に愛せるのかと思いました。文四郎の愛し方は、恋ではなく愛でした。人を愛しむということが、美しく、切なく、優しく、暖かく、苦しいものだと、思い出させてくれました。内野聖陽の殺陣は、かなりのもので、素晴らしいです。文四郎の男らしさや優しさや、福の芯の強さも、かなり良かったです。何回も観たくなる作品です。 とにかく、内野聖陽の演技の素晴らしさに脱帽間違いなし。 |
蝉しぐれ |
私は 一番最後にドラマを見ましたが カットしていましたが映画が一番印象的でした。ドラマの場合 早く子役から大人に役がわりしてしまったが違和感を感じてしまった。ドラマの主役は自分だけの演技が強過ぎたので友達同士という気がしない。思い出の中の内野さんも年を取り過ぎている。
回想的な手法は 始めからいただけなかった。 でも やはり詳しく本に近いストーリーを感じました。 |
蝉しぐれ (文春文庫) |
この小説を表現できる言葉が見つかりません。
何度も何度も、繰り返し読んでいますが、そのたびに新たな感情が涌き起こってきます。 ただストーリーのおもしろさに酔うのではなく、語られる言葉のひとつひとつを、 味わってみたくなる。 まだ読んだことのない方は幸せかもしれません。 これから素晴らしい世界を味わうことができるのですから。 |
密謀 (上巻) (新潮文庫) |
何時の世も、どの国も歴史は「勝者」からの視点で語られてきた。
敗者は悪しざまに汚名をそそがれ、滅び散ってゆく。 本書は関ヶ原における「敗者」である上杉影勝とその参謀の直江兼続を中心題材 とした歴史小説である。史実を元にした歴史小説だが堅苦しさは全くなく、 登場人物は皆、藤沢周平特有の人間味の溢れた魅力のある人物像で描かれている。 又、史実の描写とフィクションであろう場面の描写のバランスは絶妙で時代小説 としての面白さも十分に堪能できる。 豊臣政権下、影勝と兼続が「謙信の家」の誇りを胸に、時勢を冷静に見つめ、 同盟国として待遇した秀吉に義を通しながらも、時に知略と謀略を駆使して 一国を存続・拡大していく駆け引きなどは戦国時代ならではのスリルに 満ちあふれている。 秀吉没後、我がもの顔で天下掌握に向けて動き出す家康に名家上杉は悠然と立ち向かう。 ことに、あの有名な「直江状」を突き付ける場面などはこの上なく痛快である。 関ヶ原において上杉は結果的に「敗者」となるが、しかし、敗者には敗者のどうしても 譲れない事情と意地があり、それがこの物語の終着点になっている。 敗者の美というべきか不思議ながら美しい余韻が残った。 そして、徳川幕府によって会津120万石から米沢30万石に減封された上杉の物語りは 藤沢周平の遺作となる「漆の実のみのる国」へ継承される。 |
密謀 (下) (新潮文庫 (ふ-11-13)) |
二つの謎がある。なぜ上杉は、地理的に不利な豊臣方に荷担したのか。なぜ上杉は関が原のとき参戦しなかったのか。結局「謙信以来の誇り」ということなのだろうと思う。それだけではよくわからないという人は本書を読んで欲しい。といっても、あまりにもさらりと書いているので、私には少々不満だった。(こここそが眼目だろうに) けれどもじつはこれは眼目ではなかったのかもしれない。戦国時代時代に翻弄される藩を描いて、現代の会社を連想する人多いだろう。そういう翻弄する波の姿こそを描きたかったのかも。最後、草たちのそれぞれの運命が清清しい。 |
こんな 藤沢周平 の夢を見た!
今週のイチオシは、 藤沢周平。いきなり熱愛発覚か!?
「古いピアノとか、そのへんに散らかっているいろんなものとかを使って、曲を作るんだ」という発言など、興味深い会話が聞けるようだ。
ほえ~。ということはこれを頭に置いて言ってたのかな?
『 恋は目で見ず、心で見るのだわ。 』( シェークスピア )
なんのこっちゃわからんがな^^;
神隠し / 藤沢周平
藤沢周平著「神隠し」を読んだ。 全11編からなる短編小説集。 市井に生きる人々の物語がほとんどだが、複雑な女の心を描いているものが多い。 たそがれ清兵衛や隠し剣秋風抄などを読んだ後では、少々物足りなく感じるものがいくつかあったが、面白かった ...
藤沢周平氏
そんなとき、藤沢周平氏の作品を手に取る すでに読み終えたそれも文庫本ばかりでも読み返すたびに、こころに力をもらう。 時代小説の市井の人物像がたちあがり怒り、哀しみ、嘆き 我が身の混迷などどこかにおっぽり出て行き主人公とともにその葛藤に ...
訃報 緒形拳さん71歳
隠し剣 鬼の爪(2005年松竹、監督山田洋次、原作藤沢周平)ベルリン映画祭コンペティション. 蝉しぐれ(2005年東宝、監督黒土三男、原作藤沢周平). ミラクルバナナ(2005年ミラクルバナナ制作委員会、監督錦織良成). 佐賀のがばいばあちゃん(2006年 ...
訃報>昭和の名俳優之火が消える。俺もこの人と少し関わりがある・・・。
... IZO (2004年IZOパートナーズ、監督三池祟史 )ベネチア映画祭招待作品; 下弦の月~ラスト・クォーター (2004年松竹、二監督階健、矢沢あい 原作); 隠し剣 鬼の爪 (2005年松竹、監督山田洋次 、原作藤沢周平 )ベルリン映画祭コンペティション ...
後悔する日々
佐高信さんと田中優子さんとの対談集を読んでいます。藤沢周平氏をめぐってのものです。藤沢さんの主人公は「後悔しながら生きている」のが多いというのです。『拝啓 藤沢周平様. 拝啓藤沢周平様. 拝啓藤沢周平様 ...
「武士の一分」(2007.03.22)
庄内地方の鶴岡市の新聞社(荘内日報社)のウェブサイト内にある「藤沢周平の書籍作品あれこれ」というウェプページには、藤沢周平「盲目剣谺返し」の最後の部分とかかわって、次のようなことが記されていました。 「(新之丞は)卑劣な男の取った卑劣な ...
読書・・・・・藤沢周平
秋の夜長に読書・・・・今読んでいるのは、”藤原周平”の"海鳴り”まだ読書途中なので何んともいえませんが、かなり嵌りそうです藤沢主平作品に司馬遼太郎と...
絶妙な題名
藤沢周平円熟期の短編小説集。 この短編集には浮世絵師系の小説「旅の誘い」が収められています。 安藤広重が主人公で広重から見た葛飾北斎の姿が描かれてます。 「暗殺の年輪」に収録されている「冥い海」は葛飾北斎から見た安藤広重でしたが、それと対 ...
おススメ本 密謀 藤沢周平
藤沢周平さんの歴史小説です。 時代小説が多い作家さんですが、歴史小説も残していてこれはそのなかのひとつです。 関ヶ原の戦いで徳川家康に石田三成が敗れるまでの上杉家からの視点で描いています。 物語の中心になるのは上杉景勝に仕える直江兼次と兼 ...
竹光始末
藤沢 周平 作品のご紹介です. 藤沢 周平 世界観が存分に楽しめ、. 映画「雨あがる」を見た人なら、その楽しみは倍増となるでしょう. どれも甲乙つけがたいほどの良作が6編収められた短編集です。 輝かしい舞台や王道を行く人ではなく. 能力がやや劣ったり ...